物価と大きな相関関係にある「日経平均」のデータを掲載しておきます

消費者物価指数と、企業物価指数、日経平均の関係性は下のチャートの通りです。

企業物価指数と消費者物価指数に大きな乖離ができており、企業側で「価格転嫁」が出来ていないことがわかります。

つまり、現在（2025年5月2日時点）でも物価が高い！ と騒がれていますが、むしろ企業努力でこの程度で済んでいるのであり、これから企業倒産が続けば、ますます物価は上がる可能性があります。 （競争相手が減れば減るほど、企業は無理をして価格を下げる必要がなくなるため）

そんな中、海外展開できる上場企業、もしくは既に海外に拠点のある上場企業は円安恩恵をしっかり吸収し、むしろ日経は上昇傾向にあります。

日経平均を消費者物価指数・企業物価指数と比較するため、各指数と同じ計算式で引き直し、チャートに表示しています。

また日経平均（日本の景気）は、為替の影響も受けます。 以下は、2015年1月1日を100として変動値を比較したチャートです。